NTTドコモ社長、米政府の「ファーウェイ排除」措置にコメント
NTTドコモの吉澤和弘社長は16日、都内で開かれた新商品発表会で、米政府が中国の通信機器大手ファーウェイへの部品輸出を事実上禁止する措置を発表したことについて問われ、「どういう影響があるかまだ分からないので、それが分かった時点でしっかりと適切に対応していきたい」とコメントした。
また、5Gネットワークの構築については、同社製品を使っていないことから「ファーウェイの装置を使わなくても問題ない」と述べる一方で、ZTEが米政府から制裁を受けてクアルコムの半導体調達に影響が出たという前例を挙げ、「状況をしっかりと注視していく」と説明した。
なお、同日発表された2019年夏モデルの中には、ファーウェイ製のAndroidスマートフォン「HUAWEI P30 Pro HW-02L」が入っており、今夏の発売を予定している。