nuroモバイルが「スキップ払い」導入、あわせて020番号データ専用SIMの提供も開始
ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社は、LTE通信サービス「nuroモバイル」における端末代金の分割クレジットとして、従来の24回払いに加えて3~20回に対応するとともに、初回支払月を最大6か月後に設定することができる「スキップ払い」を10月3日より導入すると発表した。国内のMVNO事業者として「スキップ払い」を提供するのは初めてとなる。
また、データ専用SIMにおいて、020番号で始まるM2M等専用番号での発行を10月下旬より開始。新たに020番号帯で発行されたデータ専用SIMについては、ユニバーサルサービス料なしで利用可能となる。
■端末代金の分割払いの拡充
端末代金の分割クレジットは株式会社ジャックスと提携して提供する、口座引き落としによる支払方法。端末の購入時に画面上で月々の支払額を確認することができる。
今回の端末代金の分割クレジット拡充により、利用者の都合に合わせて、下記の支払い方法を選択することが可能となる。
・口座引き落としによる分割払い
-3回、6回、10回、12回、15回、18回、20回、24回
-スキップ払い: 支払開始月を最大6か月後に設定可能
・クレジットカード(一括・分割)
・電子マネー(楽天Edy、nanaco、WAON、交通系ICカード)
・デビットカード
・現金(代金引換)
■データ専用SIMの020番号対応
現在、「nuroモバイル」では090/080/070番号で始まるSIMを発行しているが、10月下旬よりデータ専用SIMにおいて、020番号帯での発行を開始する。
020番号帯でのデータ専用SIM発行は、電気通信番号規則等の一部を改正する省令等の制定に基づき創設されたM2M等専用番号(020)に対応したものとなる。「nuroモバイル」では、M2M等専用番号(020)の対象とするサービスの範囲としてパケット通信のみのMVNOユーザー向けサービスが含まれることを確認し、今回の対応に至った。
10月下旬以降、新規契約時に発行される「nuroモバイル」(「0 SIM」「MILEAGE SIM」を含む)のデータ専用SIMはすべて020番号帯で発行され、ユニバーサルサービス料不要で利用することができるようになる。
なお、020番号帯の利用開始までに発行された090/080/070で始まるデータ専用SIMは継続して利用可能だが、ユニバーサルサービス料も引き続き必要となる。
今回の020番号帯におけるデータ専用SIMについては、同社がMVNE事業者としてMVNO事業を支援するパートナー企業への提供も予定している。MVNO事業者においても、020番号のデータ専用SIMユーザーに対して、ユニバーサルサービス料を請求する必要がなくなる。