OCN固定回線において、混雑時に通信量が多いユーザーを対象に速度制限を実施へ
NTTコミュニケーションは同社が運営する固定回線サービスにおいて、6月1日より回線混雑時に通信量を多く使用しているユーザーから順に速度制限を実施することを発表した。
今回発表された速度制限は回線混雑が発生した際に通信品質の低下を抑えるために実施され、ユーザー間における利用の公平性を保つためとしている。対象となるサービスは個人向けの「OCN 光」、「OCN 光 with フレッツ」、「OCN 光 「フレッツ」」、「OCN for ドコモ光」と、法人向けの「OCN 光」、「OCN 光 「フレッツ」」、「OCN 光サービス(F)」、「OCNバーチャルコネクトサービス」の全8サービス。
速度制限の対象となるケースは同じ設備を共用するユーザーの使用状況によって大きく異なり、制限内容は大量のデータ通信をしている場合に通信速度を他の回線と同じ水準まで一時的に制御するものとされている。なお混雑が緩和され次第、直ちに解除される。
なお速度制限の開始に合わせて、これまで実施されてきた1日当たり30GB以上アップロードするユーザーに対しての大量データ送信制限は撤廃される。ただし下りだけでなく上り回線についても今回の制限は実施されるため、状況によっては制限対象となってしまうため注意が必要だ。
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