PayPay、登録ユーザー数1000万人到達 サービス開始から10カ月
ソフトバンクグループとソフトバンク、ヤフーの3社が共同出資するPayPayは、8月7日にスマートフォン決済サービス「PayPay」の登録ユーザー数が1,000万人に到達したと発表した。2018年10月5日にサービスを開始してから約10カ月での1,000万ユーザー到達となる。
PayPayは、登録ユーザーが急増した要因について、「実施した各種キャンペーンの直接的な効果のみならず、国や地方自治体、他のキャッシュレス決済事業者などが行うさまざまなキャンペーンや啓発活動によって、日本国内におけるキャッシュレス決済の機運が相乗的な高まりをみせた結果」と説明している。
合わせて、PayPayの加盟店が8月8日時点で100万カ所を突破したと発表した。サービス開始前から全国に20カ所の営業拠点を設置し、都市部だけでなく地方の隅々にまでキャシュレス決済の利便性を行き渡らせるために、加盟店の拡大に注力してきた結果、大型のフランチャイズチェーンはもとより、これまで支払い手段が現金のみだった小規模な商店にも急速にPayPayの導入が拡大したという。
これらの登録ユーザーと加盟店の増加に比例して決済回数も日々増加傾向にあり、サービス開始からの累計決済回数は1億回に達した。PayPayは、「日常的にPayPayを利用する習慣が根付き始めたことを示していると考えている」としている。