PayPay、資金移動業の登録を完了、現金へ払い出し可能に
PayPayは、「資金決済に関する法律」における資金移動業の登録を完了した。これにより、スマホ決済サービス「PayPay」において、本人確認手続きを完了したユーザーが、現金へ払い出し(出金)可能な「PayPay マネー」の利用が可能となった。
今後、本人確認手続きの完了後にユーザーが銀行口座などからチャージした PayPay 残高は「PayPay マネー」となり、指定の銀行口座への振り込みによる払い出しが可能となる。また、本人確認手続きが完了したユーザー同士は、相互にPayPay マネーを送金することができるようになる。
また、資金移動業の登録に伴い、ヤフーがこれまで「Yahoo!マネー」の名称で提供していた電子マネー事業はPayPayに承継され、Yahoo!マネーはPayPayに統合された。現時点でYahoo!マネーを保有しているユーザーのYahoo!マネー残高は、今後PayPay残高へ移行することになる。
加えて、PayPay アプリを使って公共金などの支払いができる「PayPay 請求書払い」の利用可能サービスに、これまでYahoo!マネーが対応していた約300の地方公共団体や事業者の請求書が加わったことで、これらの支払いがPayPayで可能となる。