SBクラウド、「Alibaba Cloud」を日本市場向けに提供開始
ソフトバンクとアリババグループの合弁会社であるSBクラウドは、アリババグループ傘下の会社が運営する中国市場シェアNo.1のクラウドサービス「Alibaba Cloud」をパッケージ化して日本市場向けに提供を開始した。
「Alibaba Cloud」は、アリババグループのECサイトを支えるクラウドサービス。SBクラウドが日本に保有するデータセンターのほか、アリババグループが中国、アメリカ、香港、シンガポールなどに保有するデータセンターから利用することができる。
単一アカウントで世界の各エリアにあるデータセンターからサービスを利用できるため、日本国内でビジネス展開する日本・海外企業のほか、国外の事業所などで日本向けのサービスを運営する海外企業なども便利に利用することができる。
SBクラウドは、仮想サーバーサービスをシンプルなパッケージで月額1,200円(税抜き)から提供する。必要なディスク容量や転送トラフィック量などに応じてパッケージを選択可能で、ディスク容量などの詳細入力は必要ない。仮想サーバーサービスは設定終了後、即利用することができる。
また、ベーシックなセキュリティサービス「Anti-DDoS」がパッケージに含まれているほか、オプションサービスとして中国で研究開発されたセキュリティサービスも提供される。
サービスは、円建てで提供されるため、日本企業は経費処理上の手間を軽減できるというメリットもある。
http://denpanews.jp/