SkillnoteがAIの「MagicPod」導入し、E2Eテストの属人化を解消
株式会社MagicPodは、株式会社SkillnoteにAIテスト自動化プラットフォーム「MagicPod」を提供した。

Skillnoteは、製造現場向けのスキルマネジメントシステム「Skillnote」を提供するSaaSスタートアップ企業である。「Skillnote」は、従来紙やExcel、ハンコで管理されていたスキルマップ(力量管理表)をクラウド上で運用するシステムであり、スキルデータの可視化を通じて計画的な人材育成や配置を可能にする。これにより、製造業における技能承継、多能工育成、即戦力化などの課題解決に貢献している。
同社はMagicPod導入以前、Selenideを用いた自動テスト環境を構築していたが、運用が特定のメンバーに依存し、メンテナンスが困難な状況にあった。また、テストの実行がローカル環境に限定されていたため、CI/CDへの統合ができず、リリースへの迅速な対応が課題となっていた。
MagicPodの導入により、特別なスキルがなくても自動テストのメンテナンスが可能になった。さらに、ステージング環境での定期的なテスト実行により、意図しない不具合の早期検知が実現し、運用効率と品質の向上につながっている。
MagicPodは、モバイルアプリテストとブラウザ(ウェブアプリ)テストの両方に対応したAIテスト自動化プラットフォームで、プログラミングの知識がなくても直感的に操作できるデザインを採用し、クラウド提供による高いメンテナンス性を備えている。
さらに、AI技術を活用した自動修正機能により、テストプログラムの修正作業を軽減し、リリースサイクルの高速化を支援する。すでにIT業界の主要企業を中心に500社以上が導入している。
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