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【業界トピックス】Wi-Fi Alliance、新規格「Wi-Fi 6E」を発表。6GHz帯も利用可能に

Wi-Fi Alliance、新規格「Wi-Fi 6E」を発表。6GHz帯も利用可能に

 Wi-Fiの規格を管理する業界団体Wi-Fi Allianceは、6GHz帯対応機器を識別する名称として「Wi-Fi 6E」を発表した。この「Wi-Fi 6E」は、2018年10月に発表されたナンバリング方式の新名称「Wi-Fi 6」(旧802.11ax)に、利用可能な周波数として6GHz帯を追加した新規格だ。

 IEEE 802.11ax(“Wi-Fi 6”)に対応する機器は従来のシステムと共通の2.4GHz/5GHz帯を用いるものが既に製品化されているが、IEEE 802.11axの規格では更に上の周波数帯となる6GHz帯(5,925 – 7,125MHz)での運用も想定されており、既にアメリカやヨーロッパでは6GHz帯での無線LANの運用を可能にするための検討が行われている。

 6GHz帯を利用可能にすることで、拡張現実(AR)、仮想現実(VR)などへの活用が期待される、とWi-Fi Allianceは説明している。

 「Wi-Fi 6E」は6GHz帯が法制度の変更によって利用可能になった後、6GHz帯に対応する機器を識別するためのブランド名として現行の「Wi-Fi 6」と共に用いられる予定で、Qualcomm、Intel、Cisco、Broadcomなどが対応製品を投入する意向を表明している。

 2019年秋に発売されたiPhone最新モデル、iPhone11、iPhone11 Pro、iPhone11 Pro Maxは、最新規格Wi-Fi 6に対応しており、海外メディアiClarifiedは、Wi-Fi 6に対応したiPhone11シリーズと、iPhone XS Max(Wi-Fi 5対応)の通信速度を比較した動画を公開し、iPhone11シリーズではWi-Fi通信速度が約30%高速化していることを示している。

 2020年に発売される「iPhone12」は、5Gに加えてWi-Fi 6Eにも対応するかもしれない。

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