【業界トピックス】通信3社、熊本県・鹿児島県を中心とする大雨に伴う通信サービス支援措置

通信3社、熊本県・鹿児島県を中心とする大雨に伴う通信サービス支援措置について

 NTTドコモ、ソフトバンク、KDDIの通信3社は、7月4日より、熊本県および鹿児島県を中心とする大雨で災害救助法が適用された地域の各社ユーザーに対し、支援措置を実施している。

◆NTTドコモ
 災害時データ無制限モードの実施、ACアダプターなど付属品の無償提供、携帯電話機購入時の特別割引、一部手数料の無料化、故障修理代金の一部減額、ケータイ補償サービスの無料化、代替機賠償金の無料課、受付手続きの緩和など。実施期間は、7月4日~7月31日。

 データ無制限モードは、対象地域において契約者住所または請求書送付先住所があるユーザーが対象。料金支払期限の延長は対象地域に請求書送付先住所があるユーザーが対象となる。

◆ソフトバンク(ワイモバイル)
 契約者住所または請求書送付先住所が災害救助法の適用地域内にある請求書払いのユーザーは、7月中の支払期限を請求書記載の日付から1カ月延長する。

 また、被災により避難しているなどの事情により、「SoftBank 光」「SoftBank Air」「Yahoo! BB」などのインターネット接続サービス、「おうちのでんわ」「おとくライン」などの固定電話サービスを利用できなかった場合、ユーザーからの申し出により、その期間の月額基本料金などを減免する。

 ソフトバンクおよびワイモバイルの携帯電話サービスを利用しているユーザーは、同災害において、破損、水ぬれ、紛失により携帯電話端末などの交換・修理を行う場合、加入サービスや機種などに応じて、その費用を一部減免または無償化する。手続きは被災地周辺のソフトバンクショップで7月6日より受け付ける。

 このほか、避難所に対して無料充電サービスおよびWi-Fiサービスを提供している。

◆KDDI
 公衆無線LANや充電設備の設置、通信料金などの支援措置、受付手続きの緩和、携帯電話修理費用の軽減、携帯電話購入時の特別割引、ACアダプターなどの付属品の無償提供。

 さらにパソコンやスマートフォンなどのデータ復旧サービスの支援措置や電気料金などの支援措置、携帯電話の貸し出しなどが行われる。

 被災ユーザーがauの携帯電話およびau one netやホームプラス電話の固定通信サービスを契約している場合、2020年7月請求分の支払期限が8月31日までに延長される。(口座振替・クレジットカード払いは対象外)。また、au one netなどが利用できなかった場合、ユーザーからの申告によりその期間の月額基本料が減免される。減額期間は自宅などから避難していた期間。申告期間は8月31日まで。

 被害が大きく、エリアも広がる中、様々な支援措置が実施されている。詳細は各社ホームページにて。

https://denpanews.jp/local/revival/20200707_24472.html

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