【業界トピックス】友人との連絡手段、テキストが8割弱にー音声通話は大幅減少

友人との連絡手段、テキストが8割弱にー音声通話は大幅減少

2025年5月26日、NTTドコモ モバイル社会研究所は、友人との日常会話におけるコミュニケーション手段に関する調査結果を発表した。今回のレポートでは、友人との日常的な会話(身の回りの出来事・噂話・世間話)において「最も多く使う」コミュニケーション手段がどのように利用されているか、そしてその経年変化が明らかになっている。

調査結果によると、友人との日常会話で「LINEでのメッセージ」を最も多く利用する人は全体で7割弱にのぼることがわかった。コミュニケーション手段を「テキスト」(LINEでのメッセージ、携帯電話のメール、パソコンのメール)、「音声通話」(携帯電話の通話、固定電話、ビデオ通話)、「直接会って伝える」の3つに分類すると、全体では8割弱が友人とのコミュニケーション手段として最も多く使う手段として「テキスト」を利用している。

一方で、かつて主流であった「携帯電話でのメール」を最も多く使う割合は、2014年の32.1%から減少し続け、2019年には13.8%、2025年には6.7%となっている。
音声通話に関しても、同様に減少傾向が見られる。「携帯電話での通話」を最も多く使う割合は、2014年の21.0%から2025年には11.4%に減少した。さらに顕著なのは「固定電話での通話」で、2014年の12.4%から2025年にはわずか2.4%と大幅に減少している。これらのデータは、友人との日常的な連絡において、従来の音声通話がテキストコミュニケーションに取って代わられている状況を示している。

「直接会って伝える」が最も多いという回答は、2014年の8.6%から2025年の9.4%と、比較的横ばいまたは微増傾向にある。その他の手段としては「ビデオ通話」や「パソコンを用いたメール」が含まれ、2014年から2016年の調査では「手紙」も含まれていた。これらの「その他」を最も多く使う割合は、2014年の9.2%から2025年には2.8%に減少している。

詳細は以下リンクで確認できる。
https://www.moba-ken.jp/project/service/20250526.html

https://denpanews.jp/

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