【業務トピックス】楽天ペイiOS版が進化 ポイントやキャッシュから楽天Edyへチャージ可能に

楽天ペイiOS版が進化 ポイントやキャッシュから楽天Edyへチャージ可能に

楽天ペイメント株式会社は2026年1月14日に、iOS版「楽天ペイ」アプリにおいて「楽天キャッシュ」および「楽天ポイント」から「楽天Edyカード」へのチャージ機能と、オートチャージ機能の提供を開始したと発表した。これまでAndroid版で先行して提供されていた機能がiOS版にも拡充された形であり、楽天グループが展開する決済エコシステム内での資金移動がより柔軟に行えるようになっている。利用者は手持ちの楽天ポイントや電子マネーの楽天キャッシュを、物理カードである楽天Edyへ移すことで、決済手段の選択肢を広げることが可能だ。なお、チャージ機能については一部対象外の楽天Edyカードが存在するものの、多くのユーザーにとって利便性が大きく向上するアップデートといえるだろう。

 今回の機能拡充により、ユーザーは自身のライフスタイルや訪れる店舗の対応状況に応じて、最適な決済手段を使い分けることができるようになった。例えば、QRコード決済である「楽天ペイ」が利用できない店舗であっても、電子マネーの「楽天Edy」に対応していれば、アプリからチャージした残高を用いてスムーズに支払いを済ませられる。また、今回あわせて導入されたオートチャージ機能については「Edy機能付き楽天カード」が対象となっている。あらかじめ設定を行っておくことで、残高不足を心配することなく決済を完結させられるため、チャージの手間を省きたい層にとっては非常に有効な選択肢となるはずだ。これらの機能は、楽天ペイアプリ内での操作のみで完結するため、複数のアプリを使い分ける煩雑さも解消されている。

 楽天ペイメントは、「楽天ペイ」アプリを同社フィンテックサービスの総合的な「入口(ゲートウェイ)」として位置づけ、機能の集約化を急ピッチで進めている。今回のアップデートも、既存の「楽天Edy」アプリを「楽天ペイ」アプリへと完全に統合していくプロセスの一環である。これまで個別のサービスとして提供されてきた決済手段を一つのプラットフォームにまとめることで、ユーザー体験の質を向上させるとともに、楽天エコシステム内での循環を強化する狙いがあるようだ。同社が運営する「楽天ペイ」は、日本版顧客満足度指数調査(JCSI)のQRコード決済業種において、史上初となる3年連続の顧客満足度1位を獲得しており、今回の統合的なアプローチもさらなる満足度向上に寄与するものとみられる。

 さらに、この取り組みは楽天グループが掲げる「楽天エコシステム(経済圏)」の利便性を最大化させる戦略的な一歩でもある。物理的なICカードである楽天Edyは、オフラインの少額決済において非常に高い信頼性と普及率を誇る一方で、これまでは残高管理やチャージの手段が限定的であった。今回のiOS版での機能強化は、スマートフォンと物理カードの境界線をなくし、デジタル資産をリアルな決済へと即座に変換できる環境を構築するものだ。加盟店側にとっても、データに基づいたマーケティング支援がより精緻化されるメリットがあり、利用者と店舗の双方が恩恵を享受できる仕組みとなっている。同社は今後も、多様化するユーザーニーズに即応したアップデートを継続し、キャッシュレス社会の実現に向けたリーダーシップを維持していく方針だ。

 楽天ペイメントは今後も利用者の利便性を追求し、安全かつ迅速な決済サービスの提供を通じて、グループ全体の競争力を高めていく構えだ。

参考URL:https://payment.rakuten.co.jp/news/2026011400/

https://denpanews.jp/

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