「グローバルWiFi®」、日本出発前に利用可能な新オプションを開始
株式会社ビジョンは、同社が展開する海外用Wi-Fiルーターレンタルサービス「グローバルWiFi®」において、新たに「日本利用オプション」の提供を開始した。これにより、海外渡航者は出発前の日本国内でも通信環境を確保できるようになった。
新オプションは、空港での待ち時間や国内移動中に「グローバルWiFi®」を利用したいという利用者の声に応える形で導入された。出国前に接続テストが可能なため、海外到着後も安心して利用を開始できる点が特徴だ。
利用者は3GB(1,650円)、1GB(880円)、500MB(550円)の3種類のデータ容量から選択できる。出発前に使い切らなかった通信容量は、そのまま渡航中や帰国後(返却前まで)も利用可能となっており、無駄のない仕組みだといえる。

一方で、申し込みにはいくつかの注意点も必要だ。このオプションはWebサイトからの事前申し込み限定であり、空港カウンターで当日に追加することはできない。また、出発3日前を過ぎるとキャンセルは不可となる。さらに、複数台のWi-Fi機器を申し込んだ場合、すべての機器にオプションが適用され、台数分の料金が発生する点も留意が必要だ。
「グローバルWiFi®」自体は、世界200以上の国と地域で利用できるレンタルサービスで、1日300円から利用できる。申込みはWebサイトや空港カウンター、電話など多様な手段で可能で、受け取りや返却も国内外の主要空港や宅配など柔軟に対応している。国内20空港をはじめ、渋谷地下街やJR宮崎駅などでも受け取りができ、利便性は高い。今回の「日本利用オプション」により、利用者は日本国内から海外渡航、そして帰国後までシームレスに通信環境を確保できる。これにより、急な連絡や出発直前の調べ物なども快適に行えるようになり、サービスの付加価値が一段と高まったといえるだろう。
ビジョンは「世の中の情報通信産業革命に貢献する」を理念とし、通信サービス事業を中核に展開してきた。同社は今後も利用者のニーズを捉えたサービス拡充を進め、より安心で快適な通信環境を提供していく方針だ。
参考URL:https://www.vision-net.co.jp/news/20250821142925.html
https://denpanews.jp/