ソフトバンク3ブランドがRCS導入へ 2026年春より順次開始
ソフトバンク株式会社は2026年2月19日に、“ソフトバンク”、“ワイモバイル”および“LINEMO”の3ブランドにおいて、電話番号のみでリッチなメッセージの送受信が可能になるRCS(Rich Communication Services)の提供を、2026年春から順次開始すると発表した。このサービスは、従来のSMS(ショートメッセージサービス)やMMS(マルチメディアメッセージングサービス)の後継として位置付けられている規格であり、GSMA(GSM Association)によって世界的に標準化された次世代のメッセージングサービスである。これまで携帯電話番号を用いたメッセージのやり取りは、主に短文のテキストや絵文字の送受信に限定されていたが、RCSの導入によってその利便性は飛躍的に向上する見込みだ。
このサービスでは、従来のSMSで可能だったテキスト送受信に加え、高画質な写真や動画の共有、多彩なスタンプの使用、複数人でのグループチャット、さらには送信したメッセージが相手に読まれたかどうかを確認できる既読機能など、現代のコミュニケーションに欠かせない多様な機能が利用可能となる。利用にあたってのプラットフォームも幅広く、Android搭載スマートフォンを使用しているユーザーであれば「Google メッセージ」アプリ、iPhoneを使用しているユーザーであればiOS標準の「メッセージ」アプリを通じて、それぞれRCSの機能を利用できるようになる。また、特筆すべき点として、このサービスは追加料金なしで提供される計画だ。ただし、データ通信を定額で利用できる料金プランに加入していない場合には別途ウェブ通信料が発生するほか、通信環境などの状況によりSMSへ自動的に切り替わった際には、送信文字数に応じた従来の料金が発生するという点には注意が必要である。
世界的な動向を見ると、RCSを推進するGSMAは、約800社の携帯電話事業者を中心に220の国や地域から1,000社以上が参加する世界最大の業界団体であり、この規格の普及はグローバルな標準となっている。ソフトバンク株式会社が展開する主要な3ブランドすべてでこの規格が導入されることにより、ユーザーは利用するブランドの垣根を越えて、よりリッチで直感的なコミュニケーションを享受できるようになる。提供開始日や対象となる具体的な端末の詳細については、今後同社のウェブサイトなどで順次案内される予定だ。同社はこのRCSの提供を通じて、時間や場所、相手を問わずに誰もが同じように活用できる、より豊かで便利な通信体験の実現を目指すとしている。
今回のRCS導入により、スマートフォンの標準機能を用いたメッセージングの利便性が大幅に向上し、既存のSNSアプリに近い操作感でのやり取りが電話番号だけで可能になる。
参考URL:https://www.softbank.jp/corp/news/press/sbkk/2026/20260219_01/

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