話題の三つ折りスマホ「Galaxy Z TriFold」原宿・難波で展示
サムスン電子ジャパンは2026年2月12日、世界初の三つ折り構造を採用したスマートフォン「Samsung Galaxy Z TriFold」の国内実機展示を開始した。同製品は米国などで先行発売され、圧倒的な注目を集めている最新モデルだ。東京・原宿のブランドショーケース「Galaxy Harajuku」および大阪・なんばの「Galaxy Studio Osaka」の2拠点で公開される。現時点で日本国内での発売は未定だが、グローバルで展開する同社の最先端技術をいち早く直接体験できる機会となる。

Galaxy Z TriFoldは、2025年12月2日のグローバル発表以降、各地で記録的な人気を博している。先行発売された韓国では計8回の追加販売分が即完売し、米国では2026年1月30日の発売開始からわずか5分で完売したと報告されている。今回、日本国内での発売予定が確定していない段階での展示に踏み切った背景には、同社がグローバルブランドとして提示する最新の体験価値を、日本のユーザーにも提供したいという狙いがある。
最大の特徴は、2段階の展開構造によって実現した10インチの大画面ディスプレイだ。広げるとGalaxy史上最大となる10インチの画面が現れ、タブレットに匹敵する生産性を提供する一方、折り畳めばポケットに収まるスマートフォンサイズを維持する。最薄部は約3.9mmという極薄設計でありながら、プロセッサにはクアルコムの「Snapdragon 8 Elite Mobile Platform for Galaxy」を搭載。200メガピクセル(2億画素)のメインカメラを備えるなど、フラッグシップ機に相応しいスペックを凝縮した。
ソフトウェア面では、独自のAI機能「Galaxy AI」が深く統合されている。Googleの「Gemini Live」にも対応し、表示内容や音声に基づいたリアルタイムの対話ガイダンスが可能だ。10インチの大画面を活かしたマルチタスク性能や、生成AIを活用した写真編集機能「Photo Assist」なども備え、ビジネスからクリエイティブまで幅広い用途を想定している。
耐久性については、2つの折り目を支えるために強固なチタン製ヒンジを採用。メインディスプレイは、1日100回の開閉を5年間続ける計算に相当する20万回の多重折り畳みテストをクリアし、長期的な信頼性を確保した。米国での販売価格は2899ドル(約43万円)からと非常に高価なプレミアム端末だが、初期の販売状況は、新たなフォームファクタへの確かな需要を示している。
今回の国内展示はあくまで体験価値の提供を目的としており、日本導入を予告するものではないとしている。しかし、通信事業者にとっては、スマートフォンの枠を超えタブレット領域にまで踏み込んだ本製品が、今後の大容量通信やマルチデバイス戦略にどのような影響を与えるか、市場の反応を伺う重要な試金石となるだろう。
Samsung Newsroom日本:
https://news.samsung.com/jp/start-exhibiting-galaxy-z-trifold
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