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2018年度 SNS利用動向に関する調査

  • ■ 日本のSNS利用者は7,523万人(普及率75%)、2020年末に7,937万人へ拡大
  • ■ ネットユーザーに占めるLINE利用率は81%、ツイッター 43%、インスタグラム36%
  • ■ 利用者満足度1位はユーチューブで79.7ポイント、インスタグラムが78.5ポイントで続く
  • ■ LINE利用者の40%、インスタグラム利用者の54%が利用時間増
  • ■ SNSの利用目的は「知人の近況を知りたい」が40%、「人とつながっていたい」が36%

   
 株式会社 ICT総研 (東京都千代田区)は12月18日、2018年度のSNS利用動向に関する調査結果をまとめた。
  

■ 日本のSNS利用者は7,523万人(普及率75%)、2020年末に7,937万人へ拡大

 日本国内におけるSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)の利用者(アクティブユーザー)は年々増加しており、2018年末には7,523万人に達する見込みだ。2017年末の国内ネットユーザーは1億12万人と推定されるが、SNS利用者はそのうちの72.1%にあたる7,216万人だった。2018年の年間純増者数は307万人となる見込みで、1ヶ月平均で約26万人の利用者が増加を続けている。
 SNS利用者は元々10代~20代の若年層が多かったが、SNS利用が当たり前になってきたことで40〜60代以上の年齢層にも拡大しており、登録者数・利用者数ともに増加傾向が見られる。このまま普及が進めば2020年末には利用者数は7,937万人、ネットユーザー全体に占める利用率は78.7%に達する見通しである。

■ ネットユーザーに占めるLINE利用率は81%、ツイッター 43%、インスタグラム36%

 ICT総研が2018年11月に実施したアンケート調査では、4,022人のアンケート対象者のうち8割以上の人が「人とのコミュニケーション」を行う目的でSNSや通話・メールアプリを利用していると回答した。全回答者の中で最もこのサービスの利用率が高かったのはLINE(ライン)で80.8%、Twitter(ツイッター)が42.8%、Instagram(インスタグラム)が35.8%、YouTube(ユーチューブ)が34.0%、Facebook(フェイスブック)が31.2%、Skype(スカイプ)が8.4%、TikTok(ティックトック)が7.1%、となっている。昨年との比較では、Instagram、LINE、Twitterの利用率が向上しているのに対してFacebook、Skypeの利用率は伸び悩んでいる。インスタグラムの利用率は昨年の利用率28.6%から7.2%増加し、Facebookの利用率を上回った。また昨年までのランキングには入っていなかったTikTokが利用率7.1%で急浮上している。

■ 利用者満足度1位はユーチューブで79.7ポイント、インスタグラムが78.5ポイントで続く

 主なSNSの利用者満足度に関するアンケート結果は、ユーチューブの満足度が最も高く79.7ポイント、次いでインスタグラムが2位で78.5ポイントだった。3位のLINEは僅差で78.4ポイント、新興サービスであるTikTokは76.8ポイントで4位につけている。5位はツイッターで74.9ポイント、6位のスカイプは69.7ポイントとなった。フェイスブックは利用率が下がっただけでなく満足度のランキングも落としており、64.5ポイントに留まった。フェイスブックの個人情報流出などのトラブルが順位低下に影響したものと思われる。

■ LINE利用者の40%、インスタグラム利用者の54%が利用時間増加、フェイスブックは伸び悩む

 SNSの利用時間について1年前との比較をしたところ、LINE利用者のうち40%が、利用時間が増えた(「増えた」「どちらかと言えば増えた」の合計)と回答している。インスタグラムの利用者のうち54%、ユーチューブ利用者のうち48%、ツイッター利用者のうち37%が増えたと回答している。
 最近の利用傾向では、LINE、ツイッター、ユーチューブ、インスタグラム利用者はスマホ普及率の増加とともに利用者数・利用時間が増えているのに対して、パソコンでの利用者が多かったフェイスブックは利用時間もそれほど伸びていない傾向が見られる。インスタグラムは利用者数・利用時間ともに伸びており、今後さらに成長する可能性が高い。
 また、1日に1時間以上SNSを利用する人の割合は、ユーチューブが43%、ツイッターが32%、インスタグラムが32%、LINEが28%と高めであるのに対して、フェイスブックは15%に留まっている。

■ SNSの利用目的は「知人の近況を知りたい」が40%、「人とつながっていたい」が36%

 SNSを利用する理由についてのアンケート結果では、「知人の近況を知りたい」という理由が最も多く39%であった。「人とつながっていたい」といったコミュニケーションを求める理由も36%で2番目に多かった。「自分の近況を知ってもらいたい」が22%、「写真などの投稿を見てもらいたい」「自分の行動記録を残しておきたい」という理由がいずれも19%となっている。「いいね、などのリアクションが欲しい」という理由は15%に留まるが、このような自己アピールを行いたい心理もSNS普及の一因となっている。「仲間はずれにされたくない」といった理由も6%ほどあり、SNSを利用しない場合の不安も生じているようだ。
 また、1日1回以上の投稿をする人は、LINEユーザーが43%、ツイッターユーザーが31%と高めで、フェイスブックとユーチューブのユーザーは15%前後で低めの結果となった。SNSのサービスも次第に多様化しており、コミュニケーションツールとして活用するものや、動画・写真の閲覧を主目的とするもの、写真映えのする投稿を目的とするものなどに分かれ始めている。今後は用途や目的に合わせてSNSを使い分けるユーザーが増えていき、様々なサービスが進化していくことになるだろう。

  
  
【本資料の調査結果・推計データについて】

* この調査は、SNS運営会社・関連企業への取材結果に加え、インターネットユーザー4,022人へのwebアンケート調査、各種公開資料などをまとめて分析したものである。
* 本資料におけるSNSとは、不特定多数のネットユーザー間の交流を促進する商用サービスとして定義している。
* 本資料における全ての文章、数値、表、グラフデータは、ICT総研スタッフによる取材やアンケート調査、各種文献等を元に当社アナリストが記述・推計したものであり、当該企業や公的機関等の公表値と異なる場合がある。
* 本資料における全ての文章、数値、表、グラフデータは、資料公開時点のものであり、その後の市場環境等の変化や新たな分析に基づき予測データ等を予告なく変更する場合がある。
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