【業界トピック】ドコモの5G SA規約改定、月額料金を無料化へ

ドコモの5G SA規約改定、月額料金を無料化へ

 株式会社NTTドコモは2026年5月21日に、5Gの通信規格「5G SA(スタンドアローン)」の利用料金や利用規約を同年5月27日に改定すると発表した。この改定は、同サービスを利用する顧客に対して、今後も安定した5G通信を継続して提供していくことを目的として行われる。5G SAは、通常の5Gサービスに加えてスタンドアローン方式の技術を用いることにより、より快適な高速・大容量通信を体験できるサービスである。従来、このサービスの利用料金は税込で月額550円に設定されていたが、改定日以降はこれが完全に無料化されるという。これまで実施されていた利用料金を無料とするキャンペーンは規約改定の前日である2026年5月26日をもって終了となり、翌日からはサービス自体の基本料金そのものが無料という扱いに移行する。同社はサービスの向上に努めるとともに、ユーザーに対して理解を求めている。
 

 この改定に伴い、現在すでに5G SAを契約して利用しているユーザーについては、特別な手続きや申し込みを行う必要がなく、改定日以降もそのまま無料でサービスを利用し続けることができる。また、利用料金の無 料化に伴って、契約者における2026年6月ご請求分以降の料金明細からは、同サービスに関する利用料金の項目や明細自体が表示されなくなる仕様へと変更される。なお、今回の改定によって利用料金は一度無料化されるものの、同社は今後、このサービスを任意の有料オプションサービスとして改めて提供する可能性があることも示唆している。その際、自動的に有料プランへと移行して勝手に課金されるようなシステムにはなっておらず、有料化の実施前にはドコモの公式ホームページやSMSなどを通じて事前に案内が行われる。その後、契約者が自身の意思で改めて申し込みを行った場合に限って有料サービスとして適用されるため、既存のユーザーも安心してそのまま利用できる仕組みとなっている。

 5G SAのサービス概要について、これは5Gサービスの契約者回線において、対応するスマートフォンなどの携帯電話機を使用し、通常のネットワーク構成とは異なる独立したSA(スタンドアローン)構成の設備と組み合わせることで機能するものである。この次世代の通信ネットワークの性能を十分に発揮させるためには、5G SAの契約手続きを完了させていることに加え、専用の対応機種や対応するSIMカードを用意する必要がある。さらに、通信を行う場所がドコモの指定する5G SA提供エリアの内部であることも利用の条件となる。規約が改定される直前の2026年5月26日までは、同サービスを新規に契約することで従来の無料キャンペーンの適用条件が満たされ、その実施期間中のみ月額料金が無料となる形式が維持される。このサービスへの加入申し込み手続きについては、全国に展開されているドコモショップの店頭をはじめ、家電量販店、ドコモオンラインショップ、ドコモオンライン手続き、およびahamoオンライン手続きの各窓口からいつでも申し込むことが可能だ。また、法人契約で利用している顧客が問い合わせや申し込みを行う場合は、各地域のNTTドコモビジネス営業担当者がその窓口として対応を行う。

 このように、NTTドコモは5G SAの利用規約および料金体系を大幅に改定することで、より多くのユーザーが次世代の快適な通信環境を体験しやすくなる体制を整えた。

参考URL:https://www.docomo.ne.jp/info/notice/page/260521_00.html

https://denpanews.jp/

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