【業界トピックス】ドコモSMTBネット銀行がdアカウント連携開始、dポイント経済圏との連動強化へ

ドコモSMTBネット銀行がdアカウント連携開始、dポイント経済圏との連動強化へ

 ドコモSMTBネット銀行は8月20日、自行の銀行サービスとdアカウントの連携を開始したと発表した。給与受取や口座振替、デビットカードの利用など銀行取引に応じてdポイントがたまるほか、所定条件を満たすとd払い・dカードのポイント還元率アップや、dカードの年会費相当分のポイント還元といった特典も受けられる。

銀行取引でdポイントが貯まる新特典、社名変更記念の「誕生祭」も展開

 dアカウントを連携した利用者は、給与や年金の受取、口座振替の実績、あるいはスマートプログラムのランクに応じたデビットカードの利用に応じてdポイントを獲得できる。付与されたポイントは、d払いをはじめとする各種サービスの支払いに充当可能だ。
さらに、代表口座をdカードの引落口座に設定するなどの条件を満たすことで、d払い・dカードの還元率が初年度最大3.0%に引き上がる。ここにマネックス証券の条件を併せて達成すれば、最大1.5%の上乗せも受けられる仕組みだ。

 同社は、2026年8月3日の社名変更(旧:住信SBIネット銀行)を記念し、「ドコモの銀行 誕生祭」と題した複数のキャンペーンを展開している。

【最大10億ポイント山分けキャンペーン】
 円普通預金やSBIハイブリッド預金、円定期預金の残高増加額などに応じて口数を獲得し、対象者全体の増加額合計に応じて最大10億ポイントを山分け
【円定期預金6カ月もの特別金利】
対象期間中に預け入れた円定期預金6カ月ものに年1.25%(税引後 年0.99%)を適用
【振込抽選キャンペーン】
他行からドコモSMTBネット銀行へ1回10万1円以上を振り込むと、抽選で最大1万円が当たる
それぞれのエントリーや対象期間・条件についてはキャンペーン詳細ページから確認して下さい。

通信キャリア各社、ポイント経済圏の囲い込みが加速

 こうした施策の背景には、通信キャリア各社が金融・決済サービスを軸に経済圏の囲い込みを強めている市場動向がある。ICT総研が8月13日に発表した「2026年8月 共通ポイントの利用動向調査」では、6大共通ポイント*1の会員数単純合計が2026年3月末時点で6億4,900万人に達し、2027年3月末には6億5,500万人まで拡大する見通しだ。携帯電話事業者との相関も強く、同調査でドコモ利用者の69.3%がdポイントを貯めていると回答している。今回のdアカウント連携は、こうした経済圏競争のなかで自社サービスの利用促進とポイント経済圏の強化を狙った動きといえそうだ。

参照:ドコモSMTBネット銀行 2026/08/20リリース
*1 楽天ポイント、PayPayポイント、Vポイント、dポイント、Pontaポイント、WAON POINT

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