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2017年度 SNS利用動向に関する調査

  • ■ 日本のSNS利用者は2017年末に7,216万人、2019年末には7,732万人へ拡大
  • ■ ネットユーザーに占めるLINE利用率は72%、ツイッター 41%、フェイスブック33%
  • ■ 利用者満足度1位はLINEで77.9ポイント、インスタグラムが77.7ポイントで続く
  • ■ LINE利用者の41%、インスタグラムの58%が利用時間増加、フェイスブックは伸び悩む
  • ■ SNSを利用する理由は人とのコミュニケーションが40%、「いいね」が欲しいは15%

 株式会社 ICT総研 (東京都千代田区)は10月11日、2017年度のSNS利用動向に関する調査結果をまとめた。
 

■ 日本のSNS利用者は7,216万人(普及率72%)、2019年末に7,732万人へ拡大

 日本国内におけるSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)の利用者(アクティブユーザー)は年々増加しており、2017年末には7,216万人に達する見込みだ。2016年末の国内ネットユーザーは9,977万人と推定されるが、SNS利用者はそのうちの68.9%にあたる6,878万人だった。2017年の年間純増者数は338万人となる見込みで、1ヶ月平均で約28万人の利用者が増加を続けている。
 SNS利用者は元々10代~20代の若年層が多かったが、SNS利用が当たり前になってきたことで40〜50代以上の年齢層にも拡大しており、登録者数・利用者数ともに増加傾向が見られる。このまま普及が進めば2019年末には利用者数は7,732万人、ネットユーザー全体に占める利用率は76.7%に達する見通しである。

■ ネットユーザーに占めるLINE利用率は72%、ツイッター 41%、フェイスブック33%

 ICT総研が2017年10月に実施したアンケート調査では、4,196人のアンケート対象者のうち83%の人が「人とのコミュニケーション」を行う目的でSNSや通話・メールアプリを利用していると回答した。全回答者の中で最もこのサービスの利用率が高かったのはLINE(ライン)で76.9%、Twitter(ツイッター)が41.2%、Facebook(フェイスブック)が32.7%、Instagram(インスタグラム)が28.6%、Google+(グーグルプラス)が9.2%、Skype(スカイプ)が9.2%、mixi(ミクシィ)が6.2%、となっている。昨年との比較では、LINEとInstagram、Twitterの利用率が向上しているのに対してその他のSNSの利用率は伸び悩んでいる。インスタグラムの利用率は昨年の22.1%から6.5%増加しており、Facebookの利用率に迫る勢いだ。

■ 利用者満足度1位はLINEで77.9ポイント、インスタグラムが0.2ポイント差の77.7ポイントで続く

 主なSNSの利用者満足度に関するアンケート結果は、LINEの満足度が最も高く77.9ポイント、次いでインスタグラムが僅差で77.7ポイントだった。3位はツイッターで74.0ポイント、4位はGoogle+で69.0ポイント、5位はスカイプで68.7ポイントである。以下フェイスブックが66.5ポイントと続く。このアンケートでは、コミュニケーションツールとしてのSNSの満足度について聞いているため、mixiのSNSサービスは59.8ポイントに留まった。

■ LINE利用者の41%、インスタグラム利用者の58%が利用時間増加、フェイスブックは伸び悩む

 SNSの利用時間について1年前との比較をしたところ、LINE利用者の41%が、利用時間が増えた(「増えた」「どちらかと言えば増えた」の合計)と回答している。インスタグラムの利用者のうち58%が利用時間を増やしており、ツイッター利用者も43%が増えたと回答している。
 最近の利用傾向として、LINE、ツイッター、インスタグラム利用者はスマホ普及率の増加とともに利用者・利用時間が増えているのに対して、パソコンでの利用者が多かったフェイスブックは利用時間もそれほど伸びていない傾向が見られる。インスタグラムは利用者数、利用時間ともに伸びており、今後さらに成長する可能性が高い。
 また、1日に1時間以上SNSを利用する人の割合は、LINEが33%、ツイッターが38%、インスタグラムが29%と高めであるのに対して、フェイスブックは15%に留まっている。

■ SNSを利用する理由は人とのつながりを求めるためで40%、「いいね」が欲しいは15%

 SNSを利用する理由についてのアンケート結果では、「人とつながっていたい」「知人の近況を知りたい」といったコミュニケーションを求める理由が最も多く40%であった。「自分の近況を知ってもらいたい」が26%、「自分の行動記録を残しておきたい」という理由が24%となっている。「いいね、などのリアクションが欲しい」という理由は15%に留まるが、このような自己アピールを行いたい心理もSNS普及の一因となっているようだ。また、「仲間はずれにされたくない」といった理由も5%ほどあり、SNSの負の側面にも留意する必要がある。
 SNSは、スマホユーザーにとって無くてはならないサービスになりつつあり、電話(音声通話)やEメールと並ぶ最も重要なコミュニケーションツールに成長したと言えるだろう。

 
【本資料の調査結果・推計データについて】

* この調査は、SNS運営会社・関連企業への取材結果に加え、インターネットユーザー4,196人へのwebアンケート調査、各種公開資料などをまとめて分析したものである。
* 本資料におけるSNSとは、不特定多数のネットユーザー間の交流を促進する商用サービスとして定義している。
* 本資料における全ての文章、数値、表、グラフデータは、ICT総研スタッフによる取材やアンケート調査、各種文献等を元に当社アナリストが記述・推計したものであり、当該企業や公的機関等の公表値と異なる場合がある。
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